「灼眼のシャナ XIV」高橋弥七郎★★★★☆
「灼眼のシャナ XIV」高橋弥七郎
電撃文庫 ISBN:4-8402-3719-0
待ってました〜。
10日発売のはずが、7日には売っていたので、早速読んでしまいました。ああ、もったいない。
次は、4月の『劇場版 灼眼のシャナ』を楽しみにするとしませう(嬉)。
13巻では、『大御巫(おおみかんなぎ)』“頂の座”ヘカテー様が大活躍で結構大満足だったので、今回は一休みかなと思っていたのですが...。
ちょっとあらすじを紹介しておきます。
あらすじ:
御崎市は、クリスマスを迎え賑わいを増していた。
坂井悠二達の元にもクリスマスはやって来た。しかし、その楽しいはずの日は、彼らに決断を促す。
そして、悠二は、御崎市駅北の『イルミネーションフェスタ』会場へ向かう大通りに立つ。そこは、彼が二人の少女が待つ場所へと向かうための岐路でもあった。
そんな悠二の思いを知らずか、彼の前に四つの影が立ちふさがる。それは、[仮装舞踏会(バル・マスケ)]が放った捜索猟兵だった。『炎髪灼眼の討ち手』シャナたちフレイムヘイズを抜きに、“紅世の徒”に立ち向かう悠二。そしてクリスマスの喧騒を断ち切るように銀の封絶が展開する。
感想:
ということで、ここからはお決まりのものを入れておきます。
<以下、本の中身に言及している部分があります。未読の方はご注意を>
前半は、いつもの恋の鞘当てかという感じながら、悠二やシャナ、吉田一美ちゃんだけでなく、他の面々の決断が描かれていきます。
ちょっと雰囲気が違うぞと思わせておいて、戦いが始まるのは今まででもあった展開なのですが、13巻で予告されていたはずの“壊刃”サブラクが出てこないのであれれって感じでした。
見事に引っかかりました。って、普通気付くはずなのに、のめり込んでいたんですね。
ところで、今回は『万条の仕手』ヴィルヘルミナ・カルメルが大活躍でした。というか、シャナがほとんど目立たないですね。藍麦は、ヴィルヘルミナに思い入れがあまりないので、もっとシャナが活躍してほしかったなぁ。
それはそうと、今回は今まで張りまくっていた伏線をばんばんと回収しています。怒濤の展開でした。そしてラストのどんでん返し。14巻の前半にあれが出てきたとは、絶対伏線だと思ったんですが。後半では失念していました。やられました。
暴君については、まぁ予想の範囲内だったのですが、こちらに出現するのではなくて、あちらに出現するとはちょっとびっくりです。どうなるんでしょうねぇ。
“祭礼の蛇”はシャナや『弔詞の詠み手』マージョリー・ドーと対峙することになるのでしょうか。
大きく残った伏線って、『ヒエルダ』ですか。これが残っているということは、まだ吉田さんが大きく絡んでくるということですよね。
早く続きが読みたいけれど、次は外伝ですか。それはそれで楽しみですが、この引きではやっぱり本編が読みたい!

シャナネタには、がっつり飛びついてきました〜。
こちらのコメントは、お久しぶりですね。
さてさて、読み応え十分でしたね。
自分のブログには、「読む時間あるのかな・・・」と書いておきながら、
昨日の今日で読み終えました。(笑
途中で止めることができなくなってしまい・・・。
言い訳は置いておいて。
挿絵に“壊刃”が描かれていなかったので、「出ないのか」とも
考えてしまいましたが、流石にそれは無かったですね。
それにしても、フレイムヘイズ3人掛かり(プラス悠二)でないと
押さえ込むことが出来ないヤツとは・・・「強すぎだろ」と思いました。
今回は、ドキドキした箇所が幾つかありました。
「“聚散の丁”の後」、「“壊刃”の後」、「最後」です。
まぁ、僕自身が「何かサプライズがあるだろうな」と読みながら思った
箇所なんですけどね。
やっぱり「最後」が1番だと思います。
「そうくるか」と思いましたから。(笑
藍麦さんが仰っている「14巻の前半のあれ」のことに関して物凄く
言及したいのですが、藍麦さん自身が自粛なさっていそうなので止めます。(笑
コメントバックでこのことについて何かあれば、申します。
う〜ん。
僕自身も自粛したいので、物凄くコメントしにくいです。(笑
“祭礼の蛇”とか“祭礼の蛇”とか・・・(略
あ、ちなみに今回のコメントでは、「真名」だけでしか書いていません。
自粛の表れだと思って頂ければ幸いです。
ここにきて次回、外伝ですからねぇ。
本当はこんなことを言える身分では無いですけど、言わせて頂きます。
「本編書け」。
前から5ヶ月も空いていたのですね。
まぁ、「ちょっと空きます」みたいなことを高橋先生仰っていましたが。
最低3ヶ月の間隔で発売されたとしても、6ヶ月先ですね。(汗
4月4日のDVDを楽しみにしておきます。(苦笑
投稿: マサ | 2007年2月11日 (日) 23:03
藍麦も風邪気味なので、詳細コメントは別途ということで。
>藍麦さんが仰っている「14巻の前半のあれ」のことに関して物凄く
これですが、藍麦の書き方が悪くて、何のことかわかりにくいですね。ひとまずネタばれしないように書くとすると、これがこの本のまさに鍵となるものだったということですか(汗)。
マサさんの思い描いているものと、一致してましたか?
投稿: 藍麦 | 2007年2月11日 (日) 23:56
重くて開かない状態が続いていましたが、少し改善しましたか?でもまだ重いなぁ。
ということで、マサさんのコメントバックの続きです。
少しずつネタバレも含めながら。
ということで、藍麦的には鍵に「やられた〜」って思ったわけですが、あれは“逆理の裁者”『参謀』ベルペオルの得意技ということは、気付いていたはずなのですが(汗)。
それはさておき「“壊刃”の後」は、そうではないかなと思っていました。延々戦った割りには、最後が少しあっさりの感じがしたので。
しかし、やっぱり『大命詩篇』は“頂の座”ヘカテー様が手に入れるのだから、“壊刃”サブラクではなくヘカテー様に使ってほしかったです。というか、サブラクがヨーハンに使った変換と戒禁の改竄がここに来てあんな意味を持つとは思いませんでした。
というか、読み間違っていないよね?サブラクが打ち込んだ『大命詩篇』の自在式ってこれですよね。
坂井悠二に打ち込まれている『大命詩篇』の自在式により、暴君IIと連結していた悠二は、『久遠の陥穽』と共振することで落とし穴に落ちるように暴君Iと合体しXXXXとしてよみがえったわけですよね。ダンタリオンの説明分かりにくい。
ところで、坂井悠二の炎は銀、“祭礼の蛇”の炎は黒なんですよ。では、銀は一体?仮装意思総体が関係していて色が変わった?
投稿: 藍麦 | 2007年2月13日 (火) 22:54
鍵の方だったのですね。(汗
「プロローグ」の“もう1人の自分”と勘違いしていました。
これ、8巻の「プロローグ」でもあったので、「ここは伏線だったのか」と
かなり感心したのですが。(苦笑
あ、8巻と14巻の「プロローグ」を見比べても、中々面白いと思いますよ。
鍵に関して、「悠二のポケットに入った」という描写ってありましたっけ?(汗
「鍵でベルペオルが何かするのかな」と思いつつ読んでいたら、
“聚散の丁”ザロービが討滅されたので「アレ?」と思ってしまいました。
ここで、僕も鍵を忘れてしまい・・・。
そして、ポケットで発動しましたからね。
僕が3つ挙げた中では「“壊刃”の後」が一番予想しやすい
箇所だったかもしれませんね。
寧ろ、「何もない」で終わってしまっていたら問題だったかも。(汗
『大命詩篇』も、ちょこちょこサブラク使っていますねぇ。(笑
まぁ、「使う」という表現がどうなのか、僕には分かりませんが。
仰る通りで、ヘカテーに使って欲しいです。
おそらく、読みは間違っていないと思います。
正直に、ダンタリオンの説明は分かりにくかったですよ。
小説の表現だけでは、理解できませんでした・・・。
ネットで色々調べて、「あ〜そういうことだったのね」と分かりましたね。
>坂井悠二に打ち込まれている『大命詩篇』の自在式により、
>暴君IIと連結していた悠二は、『久遠の陥穽』と共振することで落とし穴に
>落ちるように暴君Iと合体しXXXXとしてよみがえったわけですよね。
この見解で間違いないはずです。
“祭礼の蛇”と闘うのは良いのですが、今のままでは“意志総体”と闘うことに
なるんですよね?
じゃあ、『久遠の陥穽』ごと殲滅しないと討滅できないんじゃないかなと
思いましたが。
『久遠の陥穽』もイマイチ分からないのですが・・・。
“銀”は何なのでしょうね。
変な形で伏線が残ってしまいましたが。
伏線と解釈して良いものかどうか・・・。
これは・・・文長いですね。(汗
申し訳ありません・・・。
前回の投稿より長いです、ハハハ・・・。
投稿: マサ | 2007年2月14日 (水) 00:43
長文ご苦労さまです。
>これ、8巻の「プロローグ」でもあったので、「ここは伏線だったのか」とかなり感心したのですが。(苦笑
おおおぉ、今8巻見直しました。すっかり忘れていました(滝汗)。
確かに、これはこれはですね。こんなところまで伏線が。
>“聚散の丁”ザロービが討滅されたので「アレ?」と思ってしまいました。
>ここで、僕も鍵を忘れてしまい・・・。
あははは、全く同じ経過です(大笑)。
>まぁ、「使う」という表現がどうなのか、僕には分かりませんが。
『大命詩篇』は自在式ですよね。ヘカテー様が天命(?)を受けて入手して、ダンタリオンが解析してという感じなので、使うでもいいような。その辺りが明確にはなってませんが。
>“祭礼の蛇”と闘うのは良いのですが、今のままでは“意志総体”と闘うことになるんですよね?
彼は、これでトーチから実体を得ることになるような気がしますが、どうでしょうか?そうならば、暴君Iがヨーハン、暴君IIが彼とかで大団円なんてネ。
>『久遠の陥穽』もイマイチ分からないのですが・・・。
永遠の落とし穴ってことで、連結用の接続機械というかハブのようなものかと思っていました(適当)。
>“銀”は何なのでしょうね。
マサさんの思われている通り、回収されていない伏線でしょう。マージョリーとの因縁もうやむやですし。
彼の中には、まだ『零時迷子』や「ヨーハン」が残っているはずですしね。あ、そういえば宝具『アズュール』や『ブルートザオガー』も持ったままですね。強そうだ(汗)。
投稿: 藍麦 | 2007年2月14日 (水) 22:58
メールで情報をいただきました。
ありがとうございました〜。
「祭礼の蛇」は2巻に出てきた、玻璃壇を作った強大な紅世の王だという情報です。う〜ん、忘れていました(汗)。
以前に一度討滅されてるのですよね。
すると、その王を今回復活させたということでしょうか。それにどういう意味があるのでしょうか。ますます混沌としてきました。
投稿: 藍麦 | 2007年2月28日 (水) 23:49