「灼眼のシャナXVI」高橋弥七郎★★★★☆
「灼眼のシャナXVI」高橋弥七郎
電撃文庫 ISBN:978-4-8402-4061-1
ああぁ、もったいない。読んでしまった〜。
それにしても、10日発売なのになぜ7日に出てるかなぁ。
まぁ、「図書館革命」も10日発売なので良かったけれど。
アニメ「灼眼のシャナII」が停滞中ですが、小説版はどうでしょうか。
ということで、感想行きます。
出版社からあらすじを引用しておきます。
あらすじ:
私の大切なミステスが、今日、消えた。
クリスマス。一人の少年が消えた。
根源たる“存在の力”を失い、いなかったことになった。
ゆえに、その欠落は誰にも気付かれず、忘れ去られた。消滅してしまったモノは、二度と戻ってこなかった。
そうと知ってなお、シャナと吉田一美は、彼の生存を信じ続ける。喧騒が戻った街の片隅で──。
場所は変わり、人知れず浮遊する移動城砦『星黎殿』内部。
一人の少年が空(から)であった玉座に着いた。鎧った凱甲、靡く衣、その全てが緋色で、頭の後ろから漆黒の竜尾が伸びている。周りに控える“紅世の徒”らから「盟主」と呼ばれた少年は、一同を睥睨し、命を下す。
「盟主」たる少年が、御崎市で待つ彼女たちの許に戻ることは、無かった。
古(いにしえ)の王“祭礼の蛇”を奉迎した[仮装舞踏会(バル・マスケ)]は、「大命」へと静かに動き出す。
感想:
例によって、あらすじ違ってますがな。
全然静かじゃないです。ど派手に動き出す、でしょう(苦笑)。
でも、ほとんど合っています。内容的には、「そのさき」ですね(笑)。
何の「さき」かと言えば、もちろん「灼眼のシャナ XIV」なんでしょうが、前巻の手紙の先とも言えますし、「灼眼のシャナ」シリーズの重要なテーマが「さき」に進んだとも言えます。
「さき」と言えば、やっと「灼眼のシャナ XIV」のラストの意味がわかりましたよ。“逆理の裁者”ベルペオルの回想のおかげです(汗)。
ということで、楽しみにしている人たちのために注意書き。
<以下、本の中身に言及している部分があります。未読の方はご注意を>
物語的には、「そのさき」といいながら、前半は主人公たちがほとんど登場しません。しかし、中盤からの盛り上がりがすごいですね。
しかし、藍麦の「灼眼のシャナ XIV」での予想、全然当たっていませんね。
『久遠の陥穽』にしても、“銀”にしても、全然違っていました(汗)。ところで、今回で“銀”については一先ず完結したと言っていいんでしょうか。ちょっとショックな決着です。
回収された伏線、謎としては、“銀”の他に、佐藤の出発がありますね。その他、かなり回収されています。『玻璃壇』も回収されましたね(笑)。あ、これはちょっと意味ありな文章です。>読まれていない方。
で、回収された一番大きい伏線(?)は、やはりどちらを選ぶかでしょう。そうなるかというのは予想していましたが、その後のもう一人への後処理については、予想外でした。
やはり、あれは“祭礼の蛇”だからなんでしょうか?悠二なら、もっと違う態度だと思うのですが。
でも、あれは残っていますから、まだまだ重要な登場人物ですね。
さて、一番大きい謎がまだ残っています。「大命」ですね。かなりもったいぶって隠されていますので、興味津々です。
しかし、“屍拾い”ラミー(“螺旋の風琴”リャナンシー)や『儀装の駆り手』カムシンも再登場して、次が待ち遠しいです。特に、前者にはベルペオルから付けられた監視に動きがあったようで、気になりますね。
ところで、次はまた外伝ですか?
こんなにクライマックスなのにぃぃい(涙)。

牛歩の対義語を調べていたのですが無かったので。(汗
1度読み始めると止めることが出来ず、あっという間に読み終わりました。
それだけシナリオの構成がうまくて纏まっているのでしょう。
これだけの巻数が出ているのに飽きていないのも、そのおかげかと。
>“銀”については一先ず完結したと言っていいんでしょうか
良いのではないかと思います。
マージョリーの過去話も出てきましたし、終わったって感じが。
何かあっさりと終わってしまった感じもしますけどね。(苦笑
>佐藤の出発
彼はずんずんと進んでいるキャラですよね。
アニメと比べて小説の方では、好感度高いです。
秘かに躍進したキャラNo1じゃないでしょうか、この最新刊での。
今後の物語でも重要な立場のキャラとなりましたしね。
格好良かったです。
電車の中では・・・まぁあんなものでしょうか。(笑
>で、回収された一番大きい伏線(?)は、やはりどちらを選ぶかでしょう。
選びはしましたけど、“選んではない”と言ってみます。
彼の脳内で考えられた言葉を“彼”(男で良いですよね?笑)が
喋っているとは思いますが。
何か違和感があるんですよね。
ああ、日本語で表現するのが難しい。(笑
>大命
何でしょうね・・・。
教授が「“紅世の徒”のポジションを変える」と言っていましたし、
説明時に「世界地図」が用いられていたので・・・。
もしかしたら、こちらの世界を“紅世”と同じような世界にするとか。
まぁ、あまりにも単純な発想ですけども。
まだまだ「大がかりな考え」がありそうですね。
>“屍拾い”ラミー
いずれは出てくると思っていましたけど、ここできましたね。
しかも・・・自粛・・・かもしれないという。
き、気になる。(笑
>『儀装の駆り手』カムシンと『震威の結い手』ゾフィー・サバリッシュ
この2人は地味に好きなキャラです。(笑
ともに出てきてくれました。
次巻以降も全然楽しめそうです。
ゾフィーのとこに来た客人が『鬼功の繰り手』サーレ・ハビヒツブルクと
『極光の射手』キアラ・トスカナでも良かったかなと思ったのは内緒です。
また外伝みたいな「あとがきコメント」でしたね。(汗
過去の話をやらないと辻褄が合わないのかな・・・。
あと、分からなかったことが。
>「さき」と言えば、やっと「灼眼のシャナ XIV」のラストの意味がわかりましたよ。
>“逆理の裁者”ベルペオルの回想のおかげです(汗)。
XIV、XVIともに読み返しても分からなかったです。
差支えなければお教え下さい。
ちなみに、XIVのラストは「ハンカチのシーン」でよろしいのでしょうか?
投稿: マサ | 2007年11月10日 (土) 21:37
コメントどうも〜です。
>1度読み始めると止めることが出来ず、あっという間に読み終わりました。
そうですよね。まぁ、最初は少しアレですが。
>何かあっさりと終わってしまった感じもしますけどね。(苦笑
銀は引っ張りましたからねぇ。ちともったいない気がします。
>選びはしましたけど、“選んではない”と言ってみます。
どうでしょうか。
一応、選んだんではという気がします。
でも、今後を考えると、そう選ばざるを得ないというのも確かですが。難しいですね。一気に、ヒエルダを使うのかとも思いましたが。
>>大命
>何でしょうね・・・。
その大命を知っても、“紅世の徒”たちがついて来るというのがポイントですね。何でしょうか?
>まだまだ「大がかりな考え」がありそうですね。
彼が、“祭礼の蛇”ではない考えで動いている可能性もあるような気がします。でも、大命は、その前から存在したんでしたっけ。う〜ん。
>いずれは出てくると思っていましたけど、ここできましたね。
>しかも・・・自粛・・・かもしれないという。
絶対に出てくる伏線が、縦横に引かれていましたからね。
>ゾフィーのとこに来た客人が『鬼功の繰り手』サーレ・ハビヒツブルクと
>『極光の射手』キアラ・トスカナでも良かったかなと思ったのは内緒です。
あ、先には出てきそうですね。絶対に。
内緒というのは、ああそういう理由ですか(笑)。
>ちなみに、XIVのラストは「ハンカチのシーン」でよろしいのでしょうか?
いえ、単に“祭礼の蛇”と『久遠の陥穽』のことです。
どういう風になって、盟主が復活したのかよく分からなかったのです(汗)。ハンカチのシーン?読み直します(苦笑)。
投稿: 藍麦 | 2007年11月12日 (月) 22:00
彼は“彼”に押さえつけられているのかどうか。
大命は何なのか。
どれくらいのフレイムヘイズが集うのか。
・・・などなど。
クライマックスに向かっていますから、これらも後々判明すると思いますが。
今から想像するのは、全然楽しいですよね。
もし、
>彼が、“祭礼の蛇”ではない考えで動いている可能性もあるような気がします。
この可能性があるならば・・・押さえつけられていないですよね。
でも、存在は無くなっていると。
む、難しいですね。(汗
あと、2,3冊で本編が終わると思っていたのですが、この巻の最後シーンから
もう少しは話が延びそうと思いましたが・・・。
どうでしょう。
でも、プラス1冊くらいですけどね。(笑
投稿: マサ | 2007年11月14日 (水) 00:11
遠地出張は、出勤がないので寝坊ができるのが取り柄っと。(準備が万端なら(苦笑))
>彼は“彼”に押さえつけられているのかどうか。
>大命は何なのか。
>どれくらいのフレイムヘイズが集うのか。
上二つは、色々考えていたのですが、一番下は油断していました。
そうですね。フレイムヘイズたちも集まるんですよねきっと。欧州だけでなく、また、徒たちだけでなく。
“逆理の裁者”ベルペオルの発表があるというだけで、その後の描写がないですから、聞いた徒たちが、どういう態度を採ったかも分かりませんね。内部反乱は、“祭礼の蛇”登場シーンのインパクトで納まるのでしょうか?
色々あるなぁ。
>この可能性があるならば・・・押さえつけられていないですよね。
あ、本文の記述と矛盾したことを書いていますね(汗)。
ん〜、シャナへの態度と吉田さんへの態度か。難しい。
>この巻の最後シーンからもう少しは話が延びそうと思いましたが・・・。
フレイムヘイズたちの戦いだけで1巻はありそうですよね。番外編の内容から想像すると。
徒たちも、決着を付けないといけないし。あ、決着を付けないという終わり方もあるか。
ヒエルダとフィレスの件もあるし、千草さん子供産まないといけないし。あ、生まれ変わるなんてやな終わり方思いついた。自粛。
4冊ぐらいはいい線かも。
投稿: 藍麦 | 2007年11月14日 (水) 00:33