灼眼のシャナII 「守るべきもの」
灼眼のシャナII 「守るべきもの」です。
いよいよシャナIIも大詰め。原作で行くとおおよそ14巻辺りですか。原作小説版「灼眼のシャナ XIV」の感想はこの辺りです。
とにかく、この二期シリーズの中盤以降の盛り上がり方は、とても尋常ではないので最終回も楽しめそうです。
さてまえがきはこれぐらいにして、灼眼のシャナII 最終回です。
あらすじ:
『零時迷子』を抜き取られた坂井悠二を救い、[仮装舞踏会]の“紅世の徒”を生み出すという企みを阻止すべく、殻の中へ飛び込んだ『炎髪灼眼の討ち手』シャナたち。
しかし、『弔詞の詠み手』マージョリー・ドーは『将軍』“千変”シュドナイの剛槍『神鉄如意』に打ち落とされ、シャナや『万条の仕手』ヴィルヘルミナ・カルメルの攻撃も『大御巫(おおみかんなぎ)』“頂の座”ヘカテー様たちには通じない。
そうしている間にも、[仮装舞踏会]の『大命詩篇』によって時計塔から作り上げられた『敖の立像』は巨大な“徒”となって動き出そうとしていた。
一方、殻の外で待つ吉田一美は、宝具『ヒラルダ』を使用して“彩飄”を呼び出すかどうか迷っていた。しかし、それは悠二を必ず連れて帰ると言ったシャナの言葉を裏切ることになると気付き思い止まる。
シャナとヴィルヘルミナは、ヘカテー様とシュドナイの攻撃にあるパターンがあることに気付く。それは、時計塔の“徒”を巻き込む攻撃をしないこと。二人は、それを突破口として、“徒”に迫ることを考える。
ヘカテー様が、シャナに悠二は自分の空っぽを埋め役目を終えたものだと語る。その隙を狙うかのように、ヴィルヘルミナの砲撃がヘカテー様を襲う。一瞬早く、シュドナイがヘカテー様を救ったかに見えた。しかし、それはヘカテー様を狙ったのではなく、時計塔の“徒”の防御を撃ち抜くためだった。
一瞬開いた隙を狙い、シャナは“徒”の元へと飛び込む。塔の中で悠二を探し回るシャナだが、そこで見つけた悠二は、すでに“存在の力”を失い始めていた。それは、“徒”の心臓として埋め込まれた『零時迷子』を介して“存在の力”を吸い上げられているからだった。
ついに、ヘカテー様のコントロールで“徒”が起動する。しかも、翼を使ってマージョリーが決死の覚悟で張った『封絶』から飛び出そうとする。
やっと出会ったシャナと悠二は、力を合わせて巨大な“徒”に立ち向かうがその攻撃は通じない。そのとき、悠二は、“徒”と『零時迷子』を繋ぐ装置が弱点であることに気付く。しかし、悠二に残された“存在の力”はわずか。
ついに巨大な“徒”の砲撃が悠二を捕らえたかに見えた。しかし、そのとき“徒”をコントロールするヘカテー様の頭に何かがよぎった。そして、“徒”の砲撃は的を外した。
その隙を狙ってシャナは、炎の翼を纏い“徒”へと切りかかる。それを見た“徒”は、取り込んだ近衛史菜の記憶が蘇り、鳥を呼び寄せるように動きを止める。
そこへシャナの渾身の力を込めた『贄殿遮那』の一撃が突き刺さる。さらに悠二の『吸血鬼(ブルートザオガー)』が“徒”を切り裂き『零時迷子』を取り戻す。
『零時迷子』を失った“徒”は崩れ去る。
それを見たヘカテー様は、なぜか涙を零す。
[仮装舞踏会]のメンバーは、これが引き時とその場を立ち去る。シャナと悠二は、自分たちを御崎市を守ったのだ。
そして悠二は、約束通り、シャナと吉田さんのどちらを選ぶかのイベントを行う。
しかし、悠二が選んだのは...。
感想:
うん、まぁ大きく予想から外れない、想像の範疇のエンディングでしたが、盛り上がってよかったです。
ひとまず、佐藤を除く(笑)それぞれの登場人物に見せ場もありましたし。
消えそうな悠二がシャナと一緒に闘う辺りからは、手に褪せを握ってみていました。悠二はやはり主人公なんだな(汗)。
くぎみゅもかなり力が入っていましたね。最後に叫びながら切り付けるシーンは最高でした。
しかし、予想の範疇と言えば、なぜ[仮装舞踏会]は“徒”を作ろうとしたのかは、やはりやりませんでしたね。先週のコメント合戦で、皆が予想した通りでした。
ベルペオルとフェコルーが傍観者となるのも予想通り。
ただ、“銀”については、いちおうあれがそうだという説明シーンはありました。
あと、近衛史菜の伏線のうち回収されていなかった鳥のシーンが最後の最後に大きなポイントとして使われていました。もう、近衛史菜は、終わったものとしてしまい忘れていました。綺麗に収まっていました。こうなると、前半の停滞も悪くない気がしてくるのでフシギです(苦笑)。
そして、問題のラストシーン。ここは、原作の14巻に則っていました。三期フラグですね。
で、注意警報。
<原作の中身に言及している部分があります。ネタバレには気をつけますが、未読の方はご注意を>
あれは、普通に見ていた原作未読の方は、どちらも選ばずに悠二が消えたことに、気付かないのではないでしょうか。
まぁ、三期がなければ、気付かなくても問題ないのでしょうが。
さて、あれは完全に“祭礼の蛇”への道ですよね。
『参謀』“逆理の裁者”ベルペオルの「しかし」は、サブラクが撃ち込んだ『大命詩篇』がまだ有効だということでしょうか。
どちらにしても、『参謀』らしくまだ何か奥の手を隠していることは間違いないでしょう。
どちらにしても、“銀”の人格鏡像の説明は、まだ影も見えないので良く分かりませんが。
さてどちらにしても、TVアニメ版「灼眼のシャナII 」は今回で終了です。シャナはうちのblogの看板なので寂しいですが、原作小説や漫画版を読みながら三期をおねおね待ちますか。
原作を消化してしまっているので、早くて1年後ぐらいですかね。
ただ、次回予告がなかったので心配ですが(汗)。OVA、ひょっとして映画で繋ぐのもOKです。10巻の映画化をお願いします(爆)。
原作の感想はこちら。
1期や劇場版、OVAの感想は、このカテゴリを前へどうぞ。
[言及リンク]
http://dfpmblog.blog53.fc2.com/blog-entry-955.html
http://yumene.blog52.fc2.com/blog-entry-381.html
http://anime-suki.cocolog-nifty.com/blog/2008/03/24_7ce6.html
http://nukocodutumi.blog113.fc2.com/blog-entry-511.html

シャナ第二期終わってしまいましたね。
原作を読んでいない私は、今回の終わり方がどう影響するのかわかりませんが、
とりあえずは、楽しめました。
>佐藤の見せ場
エンディング電話してるだけ、噴いたwww
電話の相手は親父ですかね?
佐藤の家庭事情がいまいちわかりません(滝汗
>近衛史菜
超展開ながらも、意外としっかりまとめられていましたねw
原作にない伏線をちゃんと回収するのは、第三期に憂いを残さないために必要ですねww
>第三期
どうやら、原作と違う終わり方…?
まぁ、よくわかりませんが。
もし第三期をやるとしたら、次はどういう始まり方で原作の流れにもっていくのか気になります。
映画とかもありそうですねw
総集編(対ヴァルマスケ編)とかで第三期前にww
その前に、「シャナたん」シリーズがいっぱい出そうですがww
終盤に行けば行くほど、原作との些細な違いがネックになるので、
第三期はできるだけオリジナル要素は排除して欲しいのが個人的希望であります。
投稿: 猫子包 | 2008年3月29日 (土) 09:25
コメントありがとうございます〜。
>原作を読んでいない私は、今回の終わり方がどう影響するのかわかりませんが、
>とりあえずは、楽しめました。
ラストのシャナの微笑みは、原作を読んでいない人へ、一先ず決着を付けるためのものだと思います。
もう1話欲しい感じではありましたが。
>エンディング電話してるだけ、噴いたwww
あれは、「外界宿(アウトロー)」と連絡を採っていたのだと思います。
>原作にない伏線をちゃんと回収するのは、第三期に憂いを残さないために必要ですねww
そう、二期の最初は、結構違いを吸収するのに四苦八苦していたように見えましたから。まぁ、「渾の聖廟(こんのせいびょう)」のように上手く使っている設定もありますが。
>どうやら、原作と違う終わり方…?
いや、ひとまず同じですよ。明確にされていないだけでしょう。
>第三期をやるとしたら、次はどういう始まり方で原作の流れにもっていくのか気になります。
そうですね。ならば、結構あちらこちらのブログで書かれていたサブラク戦で終わるのもよかったかも。
三期は、唐突な始まりになりそうですから。
>映画とかもありそうですねw
>総集編(対ヴァルマスケ編)とかで第三期前にww
今回の映画はどうだったんだろう?当たったのかな?
確かに10巻だけだと集客が難しそうなので、シャナが登場する1本とセットで映画はありかも。
>その前に、「シャナたん」シリーズがいっぱい出そうですがww
そろそろ、たくさん溜まってきたので、「シャナたん」でOVAというのもありそうですね(苦笑)。
>第三期はできるだけオリジナル要素は排除して欲しいのが個人的希望であります。
だとすると、今のペースだと2年後くらいになりますね(笑)。
投稿: 藍麦 | 2008年3月29日 (土) 10:31
(゚∀゚)ごぶさたです。じつは「狼と香辛料」ばかり観ていたので、
今はアニマックスで補完中です(笑)
最終回の作画は良かったです(^-^)v
投稿: ぎんたん | 2008年3月29日 (土) 12:14
どうも〜。
>(゚∀゚)ごぶさたです。じつは「狼と香辛料」ばかり観ていたので、
>今はアニマックスで補完中です(笑)
「狼と香辛料」は見てただけ〜です。
悪くなかったので感想書いてもよかったのですが、今期の感想選択はこれでよかったと思っています。特にARIAとシャナですね。
アニマックスでも終盤ですよね。
>最終回の作画は良かったです(^-^)v
1期との違いに最初は戸惑いましたが、通してみると2期の方が作画は良い感じです。お金を掛けられている感じかも(汗)。
投稿: 藍麦 | 2008年3月29日 (土) 12:41
2クールあった今作もいつのまにか最終回を迎えてましたw
最初の方は遅々として進まないストーリー展開にやきもきしたもんですが、後半に入ってバトルが多くなってくるとそんな気持ちを消し去ってくれましたね( ゚∀゚)
アニメオリジナルで加えていた史菜の伏線もちゃんと最終回で回収してくれましたし、フィレスのときのアレが無駄にならずに済みましたw
さて気になるのは悠二の行方、やっぱり3期に繋げるなら原作通りですよね。
これはこれでモヤモヤが残る形で気になりますよ(ノ∀`)
もし続くのならどう繋げるのかも期待しつつ、今期はシャナ感想でお世話になりありがとうございました!(*´∀`*)ノ゛
投稿: アバトーン | 2008年3月30日 (日) 11:19
いつもどうもです(喜)。
>最初の方は遅々として進まないストーリー展開にやきもきしたもんですが
本当に。前半に[仮装舞踏会]の陰の動きでも加えていれば、こんなに評価も分かれず傑作になっていたでしょうに。
>後半に入ってバトルが多くなってくるとそんな気持ちを消し去ってくれましたね
後半は、あまり文句なしです。しいて言えば、最終回のバトルをもう少し長くして、ピークに「緋色の空」でもかけてもらえれば。「JOINT」は使っちゃいましたから(汗)。
>アニメオリジナルで加えていた史菜の伏線もちゃんと最終回で回収してくれましたし、フィレスのときのアレが無駄にならずに済みましたw
ええ、回収すべき伏線はうまく使っていたと思います。
『ヒラルダ』使ってないし、“銀”も中途半端で伏線回収がだめだという人もいるようですが、破滅の武器を使わないのも充分伏線を活かしていると思います。
>これはこれでモヤモヤが残る形で気になりますよ(ノ∀`)
そう、原作ファンは気になるラストでした。
続きをやりたいというスタッフの意思表示でしょうか(汗)。
>期はシャナ感想でお世話になりありがとうございました!(*´∀`*)ノ゛
来期以降も、被るものがあればよろしくお願いしますですです。
投稿: 藍麦 | 2008年3月30日 (日) 14:25
遅くなってしまいました〜。
>うん、まぁ大きく予想から外れない、想像の範疇のエンディングでしたが、盛り上がってよかったです。
>ひとまず、佐藤を除く(笑)それぞれの登場人物に見せ場もありましたし。
盛り上がりました。
尺が足らなかったのは否めないかもしれませんが、それでもまとまっているつ思いましたね。
佐藤に関しては・・・尺の都合上仕方がなかったということで。
>消えそうな悠二がシャナと一緒に闘う辺りからは、手に褪せを握ってみていました。
この流れは良かったですね。
消えそうな悠二を見たシャナの悲痛も十分に伝わってきましたし。
少し感動。
>なぜ[仮装舞踏会]は“徒”を作ろうとしたのかは、やはりやりませんでしたね。
これは少し残念でしたね。
キャラの行動に「何かしらの理由」が付いていて、その説明を
読むときの面白さは「シャナ」の魅力の1つです。
・・・物語としては、説明があるのは当たり前なんですけども。(汗
「この世で悪いことをしている」としか伝わってきませんでしたが、
これはこれで良しとしますか。(汗
>近衛史菜の伏線のうち回収されていなかった鳥のシーンが最後の最後に大きなポイントとして使われていました。
最後の最後で、史菜の感情が「逆転の一手」となってしまいましたね。(笑
ただ、銀の戦闘があっさりとしすぎていたのが残念だったかと。
もう少し2人が協力して戦闘するのを見たかったです。
>『参謀』“逆理の裁者”ベルペオルの「しかし」は、サブラクが撃ち込んだ『大命詩篇』がまだ有効だということでしょうか。
これが三期への「決め手」と僕の中ではなってしまいました。
このセリフの意味が説明されていませんからね。(汗
悠二の足跡よりも「根拠」が大きかったです。
藍麦さんの仰る通り、足跡だけでは「続きがある」と読みにくいと思いました。
シャナも微笑んでいましたし。(笑
アニメは終わってしまいました。
これは、原作の続きを早く書いていただかないと。(汗
とりあえず、シャナのレビューお疲れ様でした。
投稿: マサ | 2008年3月30日 (日) 22:14
お忙しい中、コメントありがとうございますです(多謝)。
>これはやっちゃいましょう
タイトルで何事かと思いましたよ(苦笑)。三期でしょうか。
>尺が足らなかったのは否めないかもしれませんが、それでもまとまっているつ思いましたね。
サブラク編よりこじんまりとまとまりすぎたのに、不満を持った人が多かった気がします。難しいところですね。
>消えそうな悠二を見たシャナの悲痛も十分に伝わってきましたし。
>少し感動。
それは来ました。大いに感動しました、たぶんシャナ派なので。
>キャラの行動に「何かしらの理由」が付いていて、その説明を読むときの面白さは「シャナ」の魅力の1つです。
上手い説明ですね、さすが。
アニメでは、その説明をぶん回すと「教授」のようになってしまうので、演出が難しいですね。
個人的には、原作を知らなければ、逆に不満が大きかったかもしれません。脳内補完している気がします。
>もう少し2人が協力して戦闘するのを見たかったです。
これは、激しく御意。アバトーンさんへのコメントバックにも書きましたが、ひょっとして「緋色の空」をバックに使うんじゃないかなと期待していたんですが。
>これが三期への「決め手」と僕の中ではなってしまいました。
>このセリフの意味が説明されていませんからね。(汗
なるほど〜。でも、『大命詩篇』と人格鏡像の関係が描かれていないので、今回の『敖の立像』が『暴君』と同一化はいまいち不明なのですね。つまり、人格鏡像転移の仕組みがない状態で、悠二が“蛇”になる根拠が何かということです。
やはり、『零時迷子』の仕掛けが生きていて、そのコントロールがベルペオルの手にあるからでしょうか。
>藍麦さんの仰る通り、足跡だけでは「続きがある」と読みにくいと思いました。
最後の言葉だと、彼の意思で動かしたように聞こえるんですよね。それだと、上の記述に上手く嵌らない。う〜ん。
やっぱり、
>これは、原作の続きを早く書いていただかないと。(汗
これでしょうね(汗)。
投稿: 藍麦 | 2008年3月30日 (日) 23:03