管理人

  • 藍麦
    「最近すっかりアニメブログと化してます」
フォトアルバム

カウンター

訪問者

2012年5月

    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    

ブログ内検索

お勧めご紹介

« 夏目友人帳「秋の夜宴」 | メイン | 水樹奈々「Trickster」とか、ロザバン2 »

2008年10月 1日 (水)

「容疑者X の献身」東野圭吾★★★★☆

X 「容疑者X の献身」東野圭吾
文春文庫 ISBN:4167110121

本は新刊のみ紹介というのを一応基本としているんですが、10/4に映画が公開ということで、今が旬なので、感想を書いてみることにしました。

ちょっと前までテレビで「ガリレオ」をやっていて、その続編ですよと言えば、あぁと言われる方も多いと思います。その名探偵ガリレオシリーズの中でも今のところ唯一の長編がこれですね。

ということで、「容疑者X の献身」行きます。

まずは、恒例に従って、名探偵ガリレオシリーズの紹介から。

シリーズ紹介:
帝都大学物理学助教授で、天才物理学者・湯川学が、物理科学の知識をフルに使って、大学時代の友人である刑事・草薙俊平が持ち込む不可思議な事件を解決していく本格ミステリ。

本格ミステリではタブーとされる科学的トリックが多用されることから、本格ファンの間で論議を呼んだらしい。(笑)

で、「容疑者X の献身」ですが、例によって出版社からあらすじを引用します。

あらすじ:
第134回直木賞受賞作。

天才数学者でありながらさえない高校教師に甘んじる石神は愛した女を守るため完全犯罪を目論む。湯川は果たして真実に迫れるか。

感想:
名探偵ガリレオシリーズといえば、物理科学のトリックという人も多いと思いますが、この小説ではちょっと違います。というのも、今回の相手が天才数学者だからですね。この中でのテーマは、P≠NP予想とかいう数学理論らしいです。(汗)

さて、この小説を本格ミステリと呼んで良いかどうかという問題について、ひとまず姿勢表明をば。何のことかですか?という方のために一言。

この本がハードカバーで発売された当時、ミステリ作家の二階堂黎人氏を中心にして、この小説を本格ミステリと呼んで良いかどうかという議論があったんですね。それも、この小説が本格ミステリとして評判が良かったからなんですが。

本格ミステリとは何かということもありますが、確かに謎を解くキーが明確に提示されていない、叙述的な仕掛けとも採れるものがあるという指摘もごもっともですが、自分としては純粋に本格ミステリとして読んでも面白かったです。それで結構では。

まぁ、名探偵ガリレオシリーズ自体が、一般には馴染みのない科学的トリックが使われている時点で、謎を解く鍵を全て提示すべきという本格ミステリとしては、グレーゾーンの小説なんだと思います。

<以下、本の中身に言及している部分があります。未読の方、映画をご覧になりたい方はご注意を>

さて、このトリックについてですが、例の入れ換えトリックについては、思い当たりました。あの人たちが度々登場することと(論理的でない(汗))、ガリレオが新聞を読んでいたためですね。自転車の指紋の謎についても予想付きました。でも、それが何を意味するのかについては、全然気がつきませんでした。見事にだまされました。あっ、と言う感じです。

でも、そのあっという部分の半分ぐらいが、その動機にあります。東野さんも恋沙汰ではなく、そのきっかけとなった本当の動機の部分を書きたかったんではないかな?

でも、石神には「この場所なら一人で数学研究ができるから」と言って欲しかったなぁ。ガリレオも見逃して欲しかったところですが、今までも許して来ていませんからね。まぁ映画では、違うラストもありかと思います。

さて、名探偵ガリレオシリーズもそろそろ作品が溜まってきていると思うので、続巻が楽しみです。長編の連載も終了しているはずですし。

※注意:TBはフィルタに掛かると表示されないようです。エラーがない限り、恐らく届いていますので、別途承認することで表示されます(言及リンク頂くとましなようです)。ご容赦願います。

トラックバック

このページのトラックバックURL:
http://app.blog.eonet.jp/t/trackback/348717/16528036

「容疑者X の献身」東野圭吾★★★★☆を参照しているブログ:

コメント

コメントを投稿

アクセスランキング

カテゴリー

ランキング

  • ブログパーツ

ブログ解析

滞在時間