「よくわかる現代魔法 6 Firefox!」桜坂 洋★★★☆☆
「よくわかる現代魔法 6 Firefox!」桜坂 洋
スーパーダッシュ文庫 ISBN:978-4-08-630475-7
夏からのアニメ化が決定しているらしい『よくわかる現代魔法』です。なんだか、昨年の夏ぐらいに出るとか出るとか出るとかいう情報がありましたが、ここまで掛かったんですね。でも、出て良かった。
ジャンプSQで、絵師の宮下未紀さん自身でのマンガが連載されていますが、アニメ版も今から楽しみですね。
ということで、今までは感想を書いていませんでしたが、アニメも始まることなのでちょろっと書いてみることにしました。これからも続けて書くかどうかは未定ということで。(汗)
ということで、お初のものについては、ひとまず世界観から。
世界観:
「よくわかる現代魔法」の世界では、「呪文」のことを「コード」と言う。そのコードを再現することで世界の物理法則と異世界の物理法則の間にある敷居をもろくし、異世界にある物理法則を持ち込む「魔法」を実現している。
古くからの魔法である「古典魔法」は、人間の筋肉により「コード」を組み魔法を実現するが、「現代魔法」では、コンピュータを使ってコードを組む。つまり、コンピュータの数だけ魔法が再現できることになり、そのコードを組めるプログラミングできる人間が、現代の魔法使いなのである。
どじな高校一年生の森下 こよみは、魔法学校のチラシを見て自分を変えるために魔法を習おうとする。その魔法学校のあるべき場所で彼女は、現代魔法の第一人者 姉原 美鎖と出会う。
美鎖の元で現代魔法を教わるこよみ。しかし、彼女が習得したはずのコードは、何でも金だらい召喚のコードに変換されてしまうのだった。
最新刊のあらすじ:
-最新刊のあらすじを出版社から引用しておきます-
大魔女ジギタリスとの激闘に勝利し、ようやく日常が戻ってきた。
こよみも命がけの戦いを経て、魔法使いとしてめざましい成長を……したりはせず、あいかわらずのドジでのんびりした日々を過ごしていた。
そのこよみ達の元に、ナゾの魔法生物・Firefoxが現れる。
正体不明で意思疎通も不可能な魔法生物だが、なぜかこよみには懐いてしまい、いつも一緒♪ しかも、Firefoxちゃんと一緒だと、こよみにも魔法が使えちゃう!
あこがれの魔法使いライフ(かわいい使い魔つき)が始まる!!
感想:
桜坂さんの文章は、特徴がありますね。萌系の言葉を使おうと、エピソードが可愛い系だろうと、どこか少し引いた感じでちょっと冷たさを感じます。恐らくは、完全にはラノベ系の人ではないと思います。その印象は、たぶん比喩や情景描写の部分から感じるのかと思いますが、分析をしたわけではありません。一般誌などにも書いているようなので、ラノベから離れたいのかも。
それはさておき、この本の面白さは、出てくる女の子たちのステレオタイプ的ですが可愛さというのももちろんあります。でもやはり、魔法の定義でしょうね。
魔法をプログラミングと置き換えたところで、勝ちだったのでしょう。ただ、コードが「アセンブラ」というのはちょっと納得行かないかも。イラストだと機械語だし。どの機種でも動くということは、なんとなくインタプリタだと思うんですけどね。
ご贔屓は、普通だと一ノ瀬・弓子・クリスティーナと言いたいところですけれど、珍しくヒロインの森下 こよみちゃんかな?ヒロインらしくないのがいいのかも。やっぱり金だらいの影響かも。(苦笑) あれは面白い設定だ。
さて、この巻は、ちょっと今までと毛色が違うというか、大人し目です。もう少し、派手にやってもというか、金だらいを上手く使ってもという気がしました。可愛いお話しだけれどね。
サブタイトルは、ブラウザに引っかけてありました。本編の章タイトルも、SafariとかChromeとかOperaとか、ブラウザから取ってありました。その本当の意味は、読んでのお楽しみ。
次巻は、アニメ放送に合わせてかな?お早めにお願いしますです。

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