アスラクライン EX013「呪われた罪人の烙印」
アスラクライン EX013「呪われた罪人の烙印」です。
どうやら本当に変則2クールのようなアスラクラインです。1クール目の最終回ということになりますか。
最終回ということで、あのネタで最後を締めるのでしょうが、余韻的にはいいんでしょうが恐らくはアニメ未読の方には肩すかしになる可能性が高そうな気もします。どうしてかって?それは、感想の部分で書きます。
オープニングの「Spairal」結構かっこ良かっただけにもったいない
ということは置いておいて、さっさとアスラクライン 第13話「呪われた罪人の烙印」感想行きます。
原作は既読です。全巻持っています。「嵩月 奏」ちゃん絶対派です。でも今日だけは、哀音ちゃん派です。最新刊第12巻の感想はこちらです。
あらすじ:
就学旅行の飛行機を機巧魔神(アスラ・マキーナ)「薔薇輝」の時間操作能力で人質に捕った加賀篝は、機巧魔神の拡張機能(プラグイン)・点火装置(イグナイター)を要求してきた。
夏目智春はその要求に従い、イグナイターを持って加賀篝の待つ時間の止まった飛行機の上へと赴く。
智春からイグナイターを奪った加賀篝は、イグナイターはプラグインではなく歪んだこの二巡目の世界を正すための鍵だと語る。誰かが始めたゲームであるこの世界を終わらせると。そして、智春の兄、夏目直貴のように失敗はしないと。
「翠晶、ショウダウン!」
そんな加賀篝の行動を止めたのは倉澤六夏の機巧魔神「翠晶」と橘高冬琉だった。「薔薇輝」の時間制止能力も橘高会長には通用しなかった。それは橘高会長が元演操者(エクス・ハンドラー)だからだった。会長の額には、「呪われた罪人の烙印」が浮かんでいた。
しかし、加賀篝は魔神相剋者(アスラクライン)の能力で、二人を追い込む。飛行機から突き落とされた橘高会長を救ったのは、機巧化人間(フェミナ・エクス・マキーナ)・黒崎朱浬だった。
そのとき、「薔薇輝」の様子がおかしくなる。副葬処女(べリアル・ドール)である琴里に限界が来たのだ。エンジンから黒煙を上げて動き出すジェット機から飛び去りながら、加賀篝は墜落した飛行機からイグナイターを回収することにすると語る。
ジェット機はもう長くは飛べそうもない。智春は「黑鐵」の重力制御能力でジェット機を救おうとする。しかし、そんな智春を止めたのは、佐伯玲士郎だった。彼は、智春にジェット機に浮力だけを与えるように指示すると、玲士郎はジェット機の外に飛び出す。
「翡翠」の副葬処女である哀音も、洛芦和高校生徒会の面々に挨拶をし智春に微笑むと、玲士郎の後を追う。
そして谷に降り立った「翡翠」は、その能力で氷壁の滑走路を作り出す。その滑走路を使いジェット機は無事に着陸に成功する。ほっとする智春だったが、操緒の表情は冴えず疲れたと言って消え去る。
無事に着陸できたことを喜び智春は玲士郎の元に駆け寄る。しかしそこには哀音の姿がなかった。自分の感情を削って機巧魔神の能力とする副葬処女は、その感情を削り尽くすと消え去る運命にあるのだ。そして哀音も。
その事実を初めてしった智春は慟哭する。そして、玲士郎の手にも「呪われた罪人の烙印」が浮かぶ。
感想:
原作派の自分からすると、上手くまとまっていたと感じました。副葬処女の置かれている立場を知らない智春と操緒ちゃんの二人の主人公が、周りからどこか浮いた雰囲気だったのがうまいなと思いました。それが最後のシーンに繋がるわけですね。
さて、今回色々分かったことがありました。
・この世界が二巡目の世界であり、それは誰かがゲームとして始めたこと?
・二巡目になったということは誰かが失敗したということ?それは夏目直貴、智春の兄。
・機巧魔神を動かすのは副葬処女の感情。それを削って動くため、能力を使うことで副葬処女の表情から感情は消えていく。
昔明るかった哀音の表情が暗かったのはそのため。
奏っちゃんが、智春が黑鐵を使うのをいやがるのも恐らくそのため。
・副葬処女を失った演操者(ハンドラー)は、元演操者(エクス・ハンドラー)となり、その体には「呪われた罪人の烙印」が浮かぶ。
・元演操者相手には、機巧魔神の魔力が無効化される。
しかし、そもそも一巡目の世界、二巡目の世界とは何かとか、奏っちゃんの非在化はどうなるのとか、夏目直貴はどうしたのとか、あの第一話から出てきている女は誰?とか色々投げっぱなしなのは事実ですね。
今回最後にしてバタバタと謎の一部が明かされ、しかも肝心の部分は謎のままということで、原作未読の人にはかなり消化不良で、着いていけない内容だったかもしれません。
原作を読んでいた自分としては、最初からこの先の哀音ちゃんのことを考えてもう涙ぼろぼろでした。今までの構成や脚本にはかなりクエスチョンマークが付きましたが、今回だけは良かったと思います。しかし、原作既読者だけがのめり込めた内容だったかもしれません。
第二期というか2クール目というか、アスラクライン2が秋から始まるようですが、もう少し、全体の構成(謎の提示とその解の示し方)や脚本を練ってからやって欲しいところですが、セブンアークスにそれができるのでしょうか。なのはStS以降、あまり信用していないので心配です。
ひとまず、作画は思ったほど悪くなかったので、秋に期待してみたいと思います。
http://wendykai.blog60.fc2.com/blog-entry-428.html
http://shoumo2.blog14.fc2.com/blog-entry-392.html
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原作未読で、話がよくわからないながら、キャラの魅力とあざとい引きに素直に引きずられ、結局全部見てしまいました(笑)原作既読の方のレビューを拝読すると、皆さんものすごく情熱的なファン…そして原作はずっとわかり易いとのことですね。どうでいいですが、用語の漢字がわかると、未読でも少し意味の推測がつくところもありますね。非在化という言葉がそうでした。これは徘徊の副産物で、補足説明をいただいた部分ですね。今回の元演操者も然り。副葬処女という言葉も意味深で、今後この語自体がさらに重要な意味を持つのでしょうか…。ああ、こういう反応の展開を見越した新種の原作販促アニメでしょうか?(笑)2期が確実にあるとの話も割りと早く目にしていましたが、まさか分割2クールとは…ヴァンパイア騎士や夏目は成功例だったと思いますが、こちらはどうなるでしょうか
奏では本当にけなげでかわいらしいキャラですね。基本形としてはありがちだと思いますが、これほどけなげさが徹底して造形されているのは個人的には珍しい気がします。前回、あそこで泣くとは、てっきりひっぱたくものかと。これは逆に反則…。登場時に首を絞めていた時にはまさかこんな風にキャラが展開しようとは思いもよりませんでした。泣き顔の作画も異様に力が入っていましたね(笑)
絵は批判も多いようですが、人物絵については、私は今回はこれまでのアークス作品の良いところが出ているような気がして好きでした。なんというか「わかりやすい萌え絵」ですね(笑)これを「手抜き」「工夫がない」とみる向きもあるのでしょうが、私はわかりやすくて好きです。
投稿: westernblack | 2009年6月26日 (金) 15:52
westernblackさん☆
コメントありがとうございます。
>キャラの魅力とあざとい引きに素直に引きずられ、結局全部見てしまいました(笑)
ええ、見方は人それぞれで、よろしいかと思います。
>原作既読の方のレビューを拝読すると、皆さんものすごく情熱的なファン
ん~どうでしょう、自分は軽いファンです。ただ、原作ファンの人は、自分の期待を外れると容赦ないですから。
自分も反省。
>用語の漢字がわかると、未読でも少し意味の推測がつくところもありますね。
そうかも知れませんね。
ネタバレかもと思いながら、いつも漢字も書いています。最近こういうラノベ原作が多いので、大変ですね。禁書目録とか。
>ああ、こういう反応の展開を見越した新種の原作販促アニメでしょうか?(笑)
どうでしょう?以前は、アニメで分からなかったら原作なんて買わない派でしたが、最近は違うのかも。
>ヴァンパイア騎士や夏目は成功例だったと思いますが、こちらはどうなるでしょうか
夏目もそうだったんですか?てっきり人気で作ったのかと。
>これほどけなげさが徹底して造形されているのは個人的には珍しい気がします。
それだけに、前回のあのイグナイターシーンは許せないですね。小説も下ネタ結構ありますが、アニメで見せるのはいけません。
>登場時に首を絞めていた時にはまさかこんな風にキャラが展開しようとは思いもよりませんでした。
あ、原作でもそう思ったので、そこの演出は成功だったんですね。
>私は今回はこれまでのアークス作品の良いところが出ているような気がして好きでした。
ええ、思っていたより良かったです。
セブンアークスは、結構1話の中でもばらつくんですが、それはなかったですね。外注らしいですが。(それを言ったらおしまい(汗))
投稿: 藍麦 | 2009年6月27日 (土) 02:17