「のだめカンタービレ」(23) 二ノ宮知子★★★☆☆
「のだめカンタービレ」(23) 二ノ宮知子
講談社KISSKC ISBN:978-4-06-340773-0
ということで、最終巻ですね。
今までコミックスも、アニメ版もドラマ版も何もレビューしてこなかったのですが、ひとまず日本のマンガ史に残るであろう作品ですので、今更なんですが最後ぐらいレビューしておこうかと思っています。
ただ、本当に今更なんで、余り深入りをせずにあっさりと行きたいと思います。
ということで、「のだめカンタービレ」23巻感想行きます。
とりあえず、出版社からあらすじというか、煽りを引用しておきます。
あらすじ:
ついにグランド・フィナーレ!
紆余曲折の末、無事パリへ帰還したのだめ。
仲間に囲まれて再びピアノに向かうのだが、音楽への思いは以前と違っていた。その様子を知った千秋が、一大決心!!のだめに好きな道を歩ませようとするが、彼女の演奏を聴いて……!?
感想:
さらっとということで、ラストだけを話題にしたいと思います。
<以下、本の中身に言及している部分があります。未読の方はご注意を>
っていうか、このラストはちょっとなぁという感じです。
確かに、シュトレーゼマンとのコンチェルトの後で、のだめは方向性を見失っていたわけです。
というか、読者からすると、誰の目にもあまりに出来が良すぎたために逃げに走っていたのは分かっているわけです。ならば読者の期待は、真一の愛(苦笑)の力で、のだめが音楽の世界に戻ってくること。
大凡の人がそう思っていたと思いますが、まぁコミックスもそういう意味では、その期待に収まっていると思います。
ただ問題は、その収まる先ですね。やはり、真一ものだめもそれなりに成功した人間ですから、やはりオーケストラの舞台で、そしてコンチェルトで復活してほしかったと思います。
確かに逃げてピアノから離れたのだめが簡単に戻れるものではないのかもしれませんが、そうでないとヨーロッパ編をやった意味がないですよ。最後でもう少し盛り上がるというか、緊張感が漂う場面が欲しかったと思います。
のだめと真一の仲がどうなるかが、一番の注目だった人はいいかもしれませんが、自分はのだめが本格的にピアノを初めてから面白くなったと思う人間なので、かなり残念でした。
もちろん、つまらないというわけではなく楽しめたのですが。
とはいえ、これだけ楽しいマンガをありがとうございました。>二ノ宮さん。

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