「とある魔術の禁書目録 (20)」鎌池和馬★★★★☆
「とある魔術の禁書目録 (20)」鎌池和馬
電撃文庫 ISBN : 978-4048683937
「涼宮ハルヒの憂鬱」というか「涼宮ハルヒの驚愕」もいよいよらしいですし、「ムシウタ」も戻ってきますし、「灼眼のシャナ」も来月です。色々忙しいですが、今月の本命が発売です。
アニメでは、外伝というかスピンオフ作品である「とある科学の超電磁砲」が大人気で、どちらが本家かわからない状況です。
それでも、人気は相変わらずというか今まで以上のようで、フラゲ日に本屋3軒目でようやく最後の一冊を手に入れるというありさま。あぶないところでした。
物語は、ロシアを舞台に科学と魔術が本当に交錯しそうな感じで、いよいよ大詰めという感じが強まってきました。
ということで、さっさと感想行きます。
例のごとく、出版社からあらすじを引用しておきます。
あらすじ:
10月18日。
ロシアより、第三次世界大戦の宣戦が布告された。
学園都市とロシアの激突は全世界を巻き込む大規模なものとなる。この背景には『神の右席』最後の一人、フィアンマの政治的暗躍があった。
そんな世界大戦戦火の渦中で、奔走する者達がいた。
学園都市の高校生・上条当麻は、フィアンマによる霊装奪取の影響で昏睡状態になったインデックスを解き放つため。
最強の超能力者・一方通行は、謎の存在『エイワス』出現による高負荷が掛かった打ち止めを救うため。
元・暗部組織『アイテム』小間使い・浜面仕上は、能力促進剤『体晶』の乱用によって衰弱した滝壺理后を治療するため。
彼らは三者三様の想いを抱き、緊迫のロシアへと向かう! そこで待ち受けていたものとは……。
科学と魔術が交差するとき、物語は始まる──!
感想:
いきなり第三次世界大戦ですか。(苦笑)
17、18巻では敵のインフレが激しすぎてちょっとついていけない感じがすると書いていましたが、冒頭では今度は科学のインフレですかと思いました。
でも、この20巻は面白かったです。
当麻が目的を持って行動してくれたことも大きかったんでしょうが、やはり皆が別々の目標でありながら一つの場所を目指して進んでいくというのが、分かりやすかったのかもしれません。というか、もう慣れたのかもしれませんね。(汗)
で、作者の鎌地さん自身は、あとがきで三人の主人公と書かれていました。でも、自分は四人だと思っていたんですけれどね。前の感想でも書きましたけれど、こんな感じ。
・上条 当麻×インデックス
・一方通行(アクセレータ)×打ち止め(ラストオーダ)
・浜面 仕上×滝壺 理后
・御坂 美琴
この中で、インデックスはイギリス、美琴は日本で幕が開きました。
<以下、小説の中身に言及している部分があります。ネタバレはしないつもりですが未読の方はご注意を>
しかし、主人公は今まで登場した全員だったのですね。物語のストーリーは、確かに当麻、一方通行(アクセレータ)、浜面の三人を中心に進みましたけれど。
で、物語の中で一番盛り上がったのが、やはり当麻と一方通行(アクセレータ)の再戦でしょう。ただ、ちょっとあっさりしていました。そう感じたのは、やはり当麻が勝利するための種明かしがなかったからでしょうか。今までこの「とある魔術の禁書目録」は、「超電磁砲」も含めて、戦いの決着に種明かし的な明確な理由がありました。でも、この再戦ではそれがなかったんですよね。倒れても立ち上がったから勝ち的な。(どちらが勝利したかは書きません)
ただ、この辺りは、まだ秘密がありそうなことが書かれていましたから、この先何かの伏線のようです。
ところで、番外個体(ミサカワースト)は、あそこに置き去りだったのでしょうか?(苦笑)
で、もう一人の主人公・浜面ですが、彼はどういう役割りなんでしょうね。あそこで、あの人に出会ったので、彼をエリザリーナ独立国同盟に連れて行くという役割りなんでしょうか。交渉に使えそうなので、羊皮紙のアレが浜面に渡るのかとも思っていたんですが、それはなさそうな雰囲気です。
さて、今、実は物語の中心は右方のフィアンマです。で、彼の一番近くにいるのが当麻ですね。そこに向かっているのが、浜面とあの人。で、そこには、風斬 氷華も御坂 美琴もキャーリサ第二王女も向かっているわけで、次はいよいよ科学と魔術が本当に交錯しそうですね。
ようやく、今まで絡めなかった美琴も参戦ということで、否が応にも盛り上がりそうです。でも、本当は彼女には「戦争」には絡んでほしくないんだけれども。
で、一人中心地から立ち去ると思われる一方通行(アクセレータ)はどうなるのでしょうか。ただ、打ち止め(ラストオーダー)がいますから彼女と風斬 氷華はミサカネットワークという関係もあるので、戻る可能性もありそうです。
しかし、ラストのアレは気になりますね。頑張れステイル=マグヌス。
でも本当に気になっているのは、ローマ教皇だったりしたりして。(汗)
小説版「とある魔術の禁書目録」の感想はこちら。
マンガ版「とある科学の超電磁砲」第4巻の感想はこちら。
アニメ版の感想はこちら(「禁書目録」、「超電磁砲」ともに)。

序盤から学園都市の技術がトンデモない方向にいっちゃってましたよね(^-^;
でも、「学園都市だったらこれくらいはあり得るかもなあ……」ってのがあったのか魔術側よりは納得かもしれません。
そういえば、ミサカワーストは置き去りのままなんでしょうかね?
個人的には当麻と一方通行が戦ってるときか、または当麻が去って、一方通行が意識を取り戻すまでの間に
逃げたのではないかとも思っているのですが。まあ、まだ登場の機会はあるでしょうからその時に期待です^^
最後に美琴、麦野、風斬の3人が学園都市を飛び立ったわけですが、麦野は浜面一直線間違いなしなのですが
美琴と風斬がどう話に絡んでくるのか?誰のところに合流するのか?が気になりますね。
美琴は普通に考えれば当麻のところなのですが、一方通行と再会してって展開もあるかもしれませんし、
風斬はミ―シャと戦うっぽいですが、だとすると当麻のところに行くんでしょうかねえ?
次巻はさらにバトルの激しさが増してきそうですね(汗
個人的には、学園都市から第二陣としてグループや絹旗、ドレス服の女は来ないのか気になってたりします。
投稿: tube | 2010年3月13日 (土) 21:02
tubeさん☆
こちらにもありがとうです。
>序盤から学園都市の技術がトンデモない方向にいっちゃってましたよね(^-^;
ええ、唖然としました。(滝汗)
>魔術側よりは納得かもしれません。
確かに、この時代の2~30年は大きいですよね。
>そういえば、ミサカワーストは置き去りのままなんでしょうかね?
良く分からないんですよ。
彼女の回復が何をしたものかも含めて。
ひょっとして、もっととんでもないことを一方通行がしているのかも。
って気になっていまして、疑問を書きました。
>麦野は浜面一直線間違いなしなのですが
そうなんですかね。
彼女を生かし続ける逆さの人の目的が分からないので、ちょっとはっきりしないですね。
>一方通行と再会してって展開もあるかもしれません
あ、それなら、彼だけ向かう方向が違うのも納得ですね。
>風斬はミ―シャと戦うっぽいです
ん~、ミーシャですかね。まぁ、彼女と相手になるのはそれぐらいか。
>学園都市から第二陣としてグループや絹旗、ドレス服の女は来ないのか気になってたりします。
学園都市が、科学サイドの正義に見えているので、どこかでひっくり返るんだと思うのですが、それがこの大戦中なのか、その後なのか。
なので、ラストは学園都市に戻ると信じていますので、そこで収拾をつけると思っています。
ロンドン決着も、インデックスを考えるとありそうですが、逆さの人が今のところは外に出れないので。(汗)
投稿: 藍麦 | 2010年3月13日 (土) 23:12