「ちはやふる」(八)末次 由紀★★★★☆
「ちはやふる」(八)末次 由紀
Be・Loveコミックス ISBN:978-4-06-319282-7
刊行ペース速いですねぇ。前に出たのが12月ですから、3ヶ月ですか。「このマンガがすごい!2010」第1位という言葉と、今のブームが続く間に売っておきたいというのが見えますが、質を落とさないようにお願いします。
そういえば、先日も勝間 和代さんがどういうテーマかは忘れましたが、一推しの本としてあげていらっしゃいました。確実に読者層も広がっているようで、マルチメディア展開もあるかもしれません。
ということで、「ちはやふる」第8巻感想行きます。
ということでまずあらすじは、出版社から引用しておきます。
あらすじ:
熱気高まる名人位・クイーン位挑戦者決定戦・東日本予選。
初戦で小6のスピードスターを下し、勢いづく千早は、続く2回戦でも前クイーンを相手に爆発的な攻めを見せる。
精鋭たちが繰り広げる熱い戦い。それを見つめる一つの影が。
選ばれた者だけが立つことを許される夢の舞台。勝ち上がるのは――?
名人、クイーン、ついにそろい踏み!
かるた界最高峰のベールがいま明かされる!
感想:
表紙は、千早に戻りましたか。自分の予想では、周防 久志かなって思っていたんですけれど。でも、まぁ次の9巻の表紙は、十中八九周防名人で間違いないでしょう。
「ちはやふる」も第8巻です。7巻では、名人戦予選が始まったんですけれど、緊張感に欠けるという感じで、ちょっと盛り上がりに欠けた感じがしました。でも、それは油断と増長という千早の心の描写でもあったんですね。参りました。(苦笑)
で、いよいよ名人戦・クイーン戦に突入というわけです。
そういえば、自分もこの1月にBSで中継を見ましたが、いや~なかなか面白いですね。しかし西郷名人が絶体絶命のピンチから逆転して12連覇されたわけですが、中継を見ているとマンガでは分かりにくい「守る」とか「攻める」とか「かばい手」とかが具体的に分かって、マンガもより楽しめるようになりました。それにしても、クイーンが敵の動きをブロックする様は、ずるーいとも思えましたが。
で、その中継でも「ちはやふる」の紹介をしていました。そのテレビでの紹介でもあった白波かるた会の原田先生が活躍しました。坪口先輩と合わせてこの巻での準主役でした。とくに坪口先輩の悔し泣きには感動しました。
<以下、本の中身に言及している部分があります。未読の方はご注意を>
で、本編では、千早が暴走して自滅してしまうわけですが、その心の弱さも含めてかるたという競技なんだってところが、うまく説明されていました。
そこまでが、予選なのですが、名人戦になるともっとびっくりが待ってました。若宮 詩暢クイーン、あれはちょっとどうなんでしょう?(苦笑)
いい風に考えれば、今年は千早との対決ではない。だから、万全でなくても良いとも採れるわけで。でも、元に戻ってくれるんですよね。
もっと興味深いのが、周防名人ですね。対戦者の気持ちごと刈り取るようなかるたってどんなんだろうと思っていましたが、どうやら千早っぽい能力を武器にしているのではないかと思えてきました。耳がいいという感じ?それとも詠者の癖を掴んでいる?
とにかく続きが読みた~い。

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