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2010年12月 8日 (水)

「猫物語 (白)」西尾 維新★★★半☆

N 「猫物語 (白)」西尾 維新
講談社 ISBN:978-4062837583

えっと、アニメの感想も原作の『化物語』のシリーズの感想も書いていないので何なんですが、放っておくと書くタイミングがなくなりそうなので、ちょこっと書いておこうかと。

タイミングとしては、この前の「猫物語 (黒)」までがどうやら第1期ということらしいので、ここから切り換えるのはタイミング的にはいいのかな。

このシリーズには、色々な女の子キャラクターが出てきていましたが、自分的には羽川 翼ちゃんが一番好きなのでということも理由です。まぁ圧倒的に彼女が好きなんですが、どうやら自分は知性派キャラに弱いようです。ツンデレや眼鏡属性もそれの一部ということで。

何だか話がずれてきたので、感想行きます。

まずは、出版社からあらすじを引用しておきます。

あらすじ:

猫パーセント趣味で書かれた小説です。――西尾維新

“何でもは知らないけれど、阿良々木くんのことは知っていた。”
君がため、産み落とされたバケモノだ。

完全無欠の委員長、羽川翼は2学期の初日、1頭の虎に睨まれた――。それは空しい独白で、届く宛のない告白……<物語>シリーズは今、予測不能の新章に突入する!

これぞ現代の怪異! 怪異! 怪異!

感想:

この巻から「化物語」シリーズの第2期ということらしいです。何が違うかというと、視点ですね。

1期のシリーズは、アニメでもお馴染みのように、基本的に阿良々木 暦の視点で、彼の語りで物語が進んでいきます。ですから、彼の物語といってもいいでしょう。

それに対して、この第2期というか、この「猫物語 (白)」は、基本的には羽川 翼ちゃんの視点、彼女の語りで物語が進んでいきます。羽川 翼の物語ですね。そこが大きな違いでしょう。恐らくは、これからもそれぞれのヒロインたちの視点と語りで、それぞれのヒロインたちの物語が綴られていくのでしょうね。

<以下、本の中身に言及している部分があります。ネタバレにはならないようにしますが、未読の方はご注意を>

さて、最初に書いたように自分は羽川贔屓です。なので、この物語は、実は読んでいて非常に苦しかったです。哀しかったです。

今までの物語の中で、羽川の存在自体が怪異な存在だということは、何回も書かれていました。それが猫のことを指していると、今まではずっと思っていたんですが、まさかこういうことだとは思いませんでした。西尾さんは、最初から考えていたんですかねぇ。

ただ、自分としては、彼女には最後まで「知っていることだけ知っている」羽川 翼でいてほしかった気がします。あれは、あまりにも羽川が可哀想な気がします。本人が納得している気がするのが救いですが。

できれば、阿良々木くんが羽川と付き合って、この先もずっと彼女を救って欲しかったんですが。まぁ、これは読者としてのエゴですね。きっと、この終わりの方が、彼女にとっては幸福なんでしょう。

う~ん。でもなんとなくオリジナルドラマCD 「佰物語」とは、辻褄が合わない気が。(苦笑)

次は、「傾物語」、八九寺 真宵ちゃんですか。12月24日もうすぐ発売ですね。ところで、アニメの「傷物語」はいつ?

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「猫物語 (白)」西尾 維新★★★半☆を参照しているブログ:

» 猫物語 (黒・白) (本 映画レビュー)
『猫物語』(ネコモノガタリ)は西尾維新さんによるライトノベル作品の『物語シリーズ』の一部となり、『猫物語(黒)』『猫物語(白)』の二巻構成となっています。 『物語』シリーズ第4弾(通巻6、7巻目)となりますが、今回は・・・完全無欠の委員長、羽川翼にまつわる物語です。 『猫物語(黒)』 阿良々木暦の命の恩人である彼女はゴールデンウィーク初日、一匹の猫に、魅せられた――。 それは、誰かに禁じられた遊び……人が獣に至る物語。 封印された“悪夢の九日間”は、今その姿をあらわにする! 『猫物語(白)』 二学期... [続きを読む]

コメント

傾物語がamazonで予約できないのは時期的に早いのか、予約過多なのか?
仕方なく、近所の本屋で予約しました。

そろそろ戯言のアニメも見たい気がします。
無理かなぁ・・・

りっとるさん☆
こんばんは~です。

>傾物語がamazonで予約できないのは時期的に早いのか、予約過多なのか?
はやいんだと思います。
まだ、ページ数も確定できていなくて、値付けができていないと思います。
値段が確定できれば、仮出版日でも予約できますから。

そういう意味では、執筆が遅れているんでしょうか。

>そろそろ戯言のアニメも見たい気がします。
戯れ言シリーズは、純粋ミステリのコードで書かれている部分もあって、アニメにはしにくいですね。
特に1、2作目「クビキリサイクル」と「クビシメロマンチスト」は。

>無理かなぁ・・・
自分は、ムリダと思いますが、本格ミステリの部分を無視すれば、できる気もします。

今日は関東でのアニメ「刀語」・最終回ですね。焦げ爆弾です。
(でも、藍麦さんは見てないですかね?)

まだ「猫物語(白)」を買えてませんし、それどころか「化物語」以外はちゃんと通しては読んでいないのですが、一応、コメントします。


ネタバレを全然気にしない自分は、ネットで「猫物語(白)」の色んなネタバレ情報を見てきました。
それでもやっぱり、"彼女が彼女でなくなる"というのが、意味は分かってもどういうことなのかは実際に読まないとよく分からないですね。

でも、それって"普通"になったということですよね?
彼女が一番望んでいた"普通"に。
だったら、それで良かったんですよ。
まだ読んでないから分かりませんけど…。


そういえば自分の親友・0さんは彼女について、

「付き合うのは嫌。
だって、付き合ったら自分のことを何でも知られそうで怖いから。」

みたいなことを言ってました。
(因みに0さんは、ガハラさんのSっぷり(?)を尊敬しています)

これって一理あると思いません?
自分の隠してることが全部バレてしまうんですよ?
隠していたことそのものだけでなく、それがどういう意図で隠していたかとかも全てバレバレだなんて、それはある意味"地獄"じゃないですか?

だからそういう意味でも、"普通"になれて良かったんじゃないでしょうか?


さて、ここからは今後の作品に対する推測です。


まずは「傾物語」での"傾く"がどういう意味かってことなんですけど…
自分は「気持ちが"傾く"」という意味ではないかと…。

これは、0さんが、
「(他のヒロインは暦に好意があるが)真宵は落ちてないよな?」
と言ったことからピンと来た推測です。

しかも、その"傾き"は暦にとは限らないんですよね。
この話に出るらしい"蘇る武者"って可能性もある訳ですよ。

でも、これは違うか…。


それと、「しのぶタイム」の"タイム"について。
これは"阿良々木3兄妹"のことではないかと思うんですよ。

これはDVD第5巻のオーディオコメンタリーでのばさねぇが、火憐の名前について言及したことが元になってます。
(つまり、暦も火憐(←カレンダー)も月火(←月日)も、"時間"を意味する言葉から名付けられている)

また、「偽物語」で暦は、"いつか妹達に忍のことを教えることになるだろう"みたいなことを考えていた訳ですよ!
これは立派な伏線ではありませんか!?(←落ち着け!)


さて、かなり長くなりましたが、今回は以上です。

…まぁ、「猫物語(白)」を読み終わったらまた改めてコメントしにくるかもしれませんが、その時はまたお世話になりますね?


それでは〜!

焦げ爆弾さん☆
こんにちははは。

>でも、藍麦さんは見てないですかね?
はい、前回はたまたま見ましたが、追ってません。

>「化物語」以外はちゃんと通しては読んでいないのですが
あらあら、そうだったんですか。

>意味は分かってもどういうことなのかは実際に読まないとよく分からないですね。
ええ、絶対に分からないと思います。自分の感想も自分で理解不能です。(苦笑)

>彼女が一番望んでいた"普通"に。
ここの感覚が違うと思います。読んでみてください。(笑)

>付き合ったら自分のことを何でも知られそうで怖いから。
付き合うのは確かにいやかも。
でも、知られそうというのは、感覚的に違うかな?

>どういう意図で隠していたかとかも全てバレバレだなんて
違うと思います。知っていることだけなんですよ。彼女が知っているのは。
だから、何も知らない。そういう感覚です。難しいな、表現するのが。

>自分は「気持ちが"傾く"」という意味ではないかと…。
言いにくいですが、(白)には前振りがあります。はい。
それから行くと、その考えもアリかもしれませんが・・・。

>「しのぶタイム」の"タイム"について。
なるほど、そういう考え方ですか。
でも、「鬼物語」だからなぁ。「猫物語(白)」と並行と考えると、あれがここで終わるわけか。なら、タイムが3姉妹っていうのはどうでしょう?暦だけを指すなら分かるけれど。

個人的には、今後の羽川の出番が気になってます。(そこか)

どうも、こんばとら〜。
最初のコメントで書いた予定を変更して早速、コメントの返事の返事込みの追加コメントをします。


なるほど、なんとなく少し分かった様な気がします…。

"何でも知っていそう"だけど、実際には「何でもは知らない」んですもんね。

そういえば「つばさキャット」では「何でもは知らない。何にも知らない」という一言がありましたし、「猫物語(黒)」でも、彼女の"知らないこと"を利用して黒羽川さんを…でしたもんね。

相手のことを見透かしている様で、実際は相手の行動自体が"自身の知識の内側"にあることしか分からないってことですよね?


でも、だとすれば益々分からないんですよね〜。
"その状態じゃなくなる"ということが…。

数学的に考えると、「知ってることだけ知ってる」という命題を否定した命題が今の彼女の状態ってことでいいんだと思いますが、それもよく分からないし…。
まさか、「知ってることだけ知らない」という、通常はありえない筈の命題になるというのだろうか…?
(某"絵を投稿するSNS"では、"暦が、泣きじゃくっている黒羽川さん(?)を撫でながら気になる台詞を言っている"絵があったのは確かですが…)


さて、「傾物語」のことですが、まさかあの「気持ちが"傾く"」説の信憑性(?)が「猫物語(白)」内で上がっていたとは…。

しかも、「刀語」の最終回で「傾物語」のCMをやっていたんですが…、
西尾維新先生のコメントが「100パーセント修羅で書かれた小説です」となっていたり、
「暦が真宵の為に"取り返しのつかない過ち"を犯す」みたいなことをナレーションで言っていたんですよね。

…益々信憑性(?)が上がってきている様な…?


因みに、「刀語」最終回の放送後に0さんと電話したんですが、その話題にも至ったたんですよ。
その時に「真宵、いなくなるんじゃないか?」って0さんが言ってました。
(=恐らくは"成仏する"か、"消滅する"という意味)

…自分は、暦と真宵の掛け合いが一番好きだったんだけどなぁ…。
もう見納めかもしれない訳か…。

でもよく考えてみると、「取り返しのつかない」というのは、"もう成仏できない"という意味に取る方が自然ですよね?
幽霊において"成仏"は、本人の意思がどうあれ、"救われた"ことになる筈だから…。
"暦が真宵の何らかの強い未練になる"って捉えた方が自然な気がする…。

どちらにせよこの議題は、誰から見て"取り返しがつかない過ち"なのかが重要そうですね。


あとは"タイム"の件ですが、確かにカタカナ部分は今まで"怪異"を指してきているし、「鬼物語」だから、暦だけのことと考えた方が筋が通りそうですね。
(まぁ、月火は普通に"怪異"だし、火憐は人間だけど実力が"怪異"的だと思うけど…)

ここの議題の重要な点は、暦が「鬼物語」における"鬼"に含めるかどうか、でしょうかね。


では、これで〜。

焦げ爆弾さん☆
こんばんはです。

>コメントの返事の返事込みの追加コメントをします。
さて、今は手元に(白)がないのであやふやな部分もありますが。

>相手のことを見透かしている様で、
ん~、それも一部ですが、全部ではないですね。

>"その状態じゃなくなる"ということが…。
あまり追いすぎるとネタバレしてしまうので、読んで欲しいのですが、自分の表現が悪かったですね。
今までの羽川の比喩でつかった言葉なので。
少なくとも知っていることは知っている羽川さんはすごいということで。
そうあるためには、虎です。

>「気持ちが"傾く"」説の信憑性(?)が「猫物語(白)」内で上がっていたとは…。
いや、信憑性って、上がってないですよ。
暦と真宵の関係の変化、近づきを思わせるようなって感じです。

>「真宵、いなくなるんじゃないか?」
ははは、自分は全員いなくなる、もしくはひたぎだけ残る説です。
もちろんいなくなるは、変わるも含んでます。
まず羽川があれでしたし。

>意味に取る方が自然ですよね?
いや、青少年条例に対して(嘘)
鬼がらみでしょうか。

>暦が「鬼物語」における"鬼"に含めるかどうか、でしょうかね。
猫物語(白)で、うかがわせるような部分がありますが、解釈は人それぞれでしょう。

え〜と、読む前コメントはこれで最後にします。

いくら自分でも読んでなんぼの小説のネタを、聞き出して知ってもしょうがないことは分かっていますが…、
推測屋の本能なのか、推測を当てたい気持ちが強くて、ついどんどんと藍麦さんに推測を言いたくなってしまいます…。
かなりしつこくて申し訳ないです。

それにしても、"スーパーな彼女ではなくなる"(?)し、"普通"になったとも言えないんですよね?う〜ん…。

あぁ…、早く「猫物語(白)」を買って読みたいわぁ…。
(けど現在、近くの書店は全滅らしいし、それ以前に買うお金がないという…)


あと、「傾物語」の件では妙に気分が盛り上がってしまいました。
あの説はあまり自信がなかったので、"前振り(と思わせる部分)があった"と聞いて、推測屋としてついテンションが上がってしまいました。


因みに、「傾物語」のCMや0さんとの電話で、自分も「そして誰もいなくなった("変化"含む)」説(?)が頭を過ぎりました。
(多分自分は、下手すりゃ以降の作品全てで辛い気持ちになるのではないかという懸念も…)

でも、それで彼女達が救われるのならそれもやむなしとも思う、複雑な心境です…。(フィクションなのにね)


さて、"焼けた"とか"手紙"というネタバレだけで「読んだらスゲェ泣くかも…」と思う、焦げ爆弾でした。
(←何ここで意味なくネタバレしてんの!)

(読了後に続く?)

焦げ爆弾さん☆
こんばんは~。

>推測を当てたい気持ちが強くて、ついどんどんと藍麦さんに推測を言いたくなってしまいます…。
それはかまいませんが、自分も未読の方に単純ネタバレするのは
いやなので、書かないように粘っています。(苦笑)

>"スーパーな彼女ではなくなる"(?)し、"普通"になったとも言えないんですよね?う〜ん…。
う~ん、結局羽川さんの怪異をどう捉えるかってところと、普通ってなにってところでしょうか。
ごく平均点的に答えると。

>「猫物語(白)」を買って読みたいわぁ…。
そうなんですか。講談社のこのシリーズは買取りでしたっけ?
きっと大きい本屋に在庫がどかっと。

>推測屋としてついテンションが上がってしまいました。
ごめんなさい、あくまでもそう採れる部分がある程度に思ってください。
しかも深読みが必要です。

>「そして誰もいなくなった("変化"含む)」説(?)が頭を過ぎりました。
戦場ヶ原以外とアララギ姉妹以外には、それっぽい含みがあるので、
はずれでもないかもしれませんね。

>"焼けた"とか"手紙"というネタバレだけで「読んだらスゲェ泣くかも…」と思う、焦げ爆弾でした。
「焼けた」だけでは泣かないでしょう。普通は。(笑)

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