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2011年3月10日 (木)

「新約 とある魔術の禁書目録」鎌池和馬★★★半☆

T 「新約 とある魔術の禁書目録」鎌池和馬
電撃文庫 ISBN : 978-4048703192

さて、3/10発売の『新約 とある魔術の禁書目録』ですが、3/8にフラゲしました。ただ、花粉症がひどくって、感想を上げるのが遅くなってしまいまし た。

さて、文庫の22巻は10月ですから中5ヶ月ですか。「禁書目録」にしては、間が空いたという気もしますが、分厚いですし、22巻で一旦区切りがついたというのもありますから。

ところで、アニメの2期も終盤ですが、アニメについては、この冬は『魔法少女まどか☆マギカ』に話題を攫われていますから、ちょっと苦戦でしょうか。最近面白くなってきた感じはありますが。

ということで、北の海に消えたあの人は、一体無事なんでしょうか。そして、世界大戦が終息した世界は、どう進んで行くのでしょうか?

ということで、さっさと感想行きます。

例のごとく、出版社からあらすじを引用しておきます。

あらすじ:

上条当麻不在の世界。彼が命を賭けて守った、様々な人たちの様々な安らかな日常があった。

ローマ正教の暗部『神の右席』最後の一人、フィアンマがロシアから起こした第三次世界大戦は、上条当麻の活躍により終結した。彼の、消失と共に。

ここは上条当麻が存在しない世界。
魔術サイドは再編・改善がすすみ、信徒たちには安息の日々が訪れていた。

科学サイド総本山の学園都市では、最強の超能力者・一方通行が、『闇』と手を切り、打ち止めや番外個体と共に騒がしくも穏やかな日常を過ごしていた。そこには『グループ』の影も無い。

元スキルアウトの無能力者・浜面仕上は、ロシアで手に入れた『闇』との交渉材料を懐に、絹旗、滝壺、そして帰ってきた麦野と共に新生『アイテム』を結成、活動を再開する。

闇からの『卒業生』たちは、平穏を手に入れたのだ。──凶悪な『新入生』が、彼らの前に現れるまでは。

感想:

えっと、これは『ヘビーオブジェクト』ですか?(苦笑)

『新約』ということは、「新約聖書」に対応しているということでしょうか。イエス・キリストに閉じたものであるという意味では、キリスト以降ともいえる「新約」に対応するということは、当麻死亡以降という意味での「新約」かななんて思っていたんですが・・・。

確かに当麻は、あれでしたし、インデックスもチラしか出ませんでした。

ということで、出版社のあらすじほど魔術サイドが描かれることはなく、科学サイドオンリーのお話しでした。まぁ、上条 当麻の居場所は、当然科学サイドの学園都市ですし、主人公と目される、一方通行(アクセレーター)と浜面 仕上は、科学サイドの住人ですから。

ここからは、ちょっと内容に絡めずに感想を書くのが難しそうなので、早々に警告を発令。

<以下、小説の中身に言及している部分があります。ネタバレはしないつもりですが未読の方はご注意を>

それにしても、科学サイドと言っても本当に『ヘビーオブジェクト』ばりに超絶武器のオンパレードで、ちょっとがっかりでした。やはり、いくら科学サイドと言っても、超能力というスーパーナチュラルな力であってこそ、魔術と対比され、インデックスや当麻の出番もあるわけで、それを意味なくするような武器の力で押されても違うだろ?って感じがします。

あと、自分は、やはり浜面 仕上が、今一つ好きではないんだと思います。闘うための何の力も持たない彼が、闘いを勝ち抜いていくことに違和感があるのだと思います。それこそ、知恵と勇気でもあれば違うのでしょうが、知恵があるわけでもないのに急に戦術を駆使するところやたまたまご都合で勝ち抜いていくことが気に入らないんだと思います。武器が多く登場するのも、彼の活躍の場を与えるためかなって感じもしますし。

あと、それと、浜面と当麻のキャラがかなり被って見えて、区別がつきにくいためもあるのでしょう。

それはさておき、今回のストーリーでポイントになってきたのが、『暗闇の五月計画』ですね。一方通行(アクセレーター)の能力を元に能力の最適化を図ったものということで。そうなってくると、その能力の被験者である絹旗 最愛がもっと活躍するのかと思いましたが、ほとんど浜面の独り舞台でした。一方通行(アクセレーター)さえも賑やかしでした。

ただ、『暗闇の五月計画』がポイントになるということは、この先超能力者(レベル5)がどんどん登場する可能性がありそうな気がしてきました。未登場の6位とか、まだ姿が見えない心理掌握(メンタルアウト)とか、楽しみですね。

さて、最後に登場したあの人ですが、どうやら『とある魔術禁書目録SS』と22巻に登場した『明け色の陽射し』のバードウェイが絡んでいるようです。彼女確か、学園都市が嫌いだったんじゃなかったんだっけ?

ということで、この『新約 とある魔術禁書目録』は長い前振りだった感じです。(苦笑)

早く本編に入ってくれ~。

小説版『とある魔術の禁書目録』の感想はこちら。
アニメ版『とある魔術の禁書目録』の感想はこちら。
アニメ版『とある科学の超電磁砲<レールガン>』の感想はこちら。
マンガ版『とある科学の超電磁砲』の感想はこちら。(6巻の感想も書いたよ)

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